春を告げる大阪湾のシラス漁

漁の始まり

夜明けの大阪湾。これから今日の漁が始まる。

夜明け前の海は静かで、空気は冷たく澄んでいた。 春の気配を感じるその中で、若い漁師さんは淡々と準備を進めていた。

「今年はスタートから、まとまって獲れてるんです」

その笑顔が印象的だった。

漁協の取り組み

漁連の取り組みにより、各地バラバラに行われていた入札が、岸和田漁港一か所で行われるようになり、魚価も上がり安定している。

近年、大阪府漁連の取り組みで、鮮度保持や販売方法の改善が進み、魚価が上がってきている。

「収入が安定してきたのは大きいですね」

努力が形になりつつある。

現状の厳しさ

一方で、燃料代や漁具の価格は毎年上がり続けている。 決して楽ではない。

若い漁師の増加

古例に整備された入札場には、若い人の姿が目に付く。

それでも、少しずつ若い漁師が戻ってきている。

「やっぱり収入が安定してきたからですね」

未来への希望が生まれている。

今年の春シラス

今年の春シラスは、スタートからまとまった量が獲れている。

「春が良ければ、夏もいいはずです」

夏場は、大阪湾でイワシ巾着網の漁が本格化する。脂ののった「金太郎いわし」だ。

春から夏へつながる“期待のリレー”。

水揚げに忙しい人たちの向こうには、着岸待ちの運搬船の列。シラスはイワシの稚魚で、大阪湾の重要な水産資源。

続く大阪湾の改革と未来

大阪湾の海と人の営みは、 若い人たちの活気にあふれ、今年も確かに未来へ向かって動き始めている。その変化を、これからも現場から記録していきたい。

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